東京大学における潜水作業中の死亡事故について
ここでは、平成17年7月4日に東京都八丈島で起きた東京大学大学院農学系研究科リサーチフェローの方の潜水作業中の死亡事故に関連する情報を掲載しています。私たちは、この事故を真剣に受け止め、第8回大会期間中に「今後私たちが早急に取り組む必要があること」について公開ディスカッションを行いました。その結果、関連する調査・研究機関の中で最も事故防止意識が低く安全管理体制が整っていない“大学”に焦点を当てて、まずは研究室単位での事故防止・安全管理体制の強化に取り組もうという提案がなされました。安全委員会では、野外での調査・研究計画書や報告書の様式、事故防止・安全管理のチェックリストおよび事故発生時の緊急連絡網を現在作成中です。会員がこれらを活用することによって、彼らの研究室構成員（教授から学生までを含む）あるいは研究室責任者（教授だけでなく指導教員も）としての自覚を育んでいければ幸いです。
・ 東京大学潜水作業事故全学調査委員会調査報告書（東大ページへのリンク）
・ 野外活動における安全衛生管理・事故防止指針（pdfファイル, 2.5MB）
・ 東大リサーチフェローの潜水死亡事故の原因についての私見（→詳細はこちら）
